今回は、油圧ベンダー金型の改善作業が無事に完了したご報告と、新たに対応可能となった加工内容についてご紹介します。
油圧ベンダー金型の改善とは?
近年、より多様な板金加工のニーズに応えるためには、柔軟な金型交換や高精度な曲げ加工が求められます。
そこで、弊社では油圧ベンダーの金型改善を進めており、今回その作業が完了しました。
具体的な作業内容
今回行った主な作業は以下の通りです:
・ギロチン部の固定パイプの溶接
・パイプ内部に発生した溶接裏波の切削作業
・油圧ベンダー金型の動作修正・調整
改善作業を通して、すべての機構が正常に作動することを確認しました。
最大W300ミリまでの曲げ加工が可能に!
今回の改善により、最大加工幅はW300ミリまで対応可能になりました。これにより、今までサイズ制限のため対応できなかった加工にも柔軟に対応できます。
また、あらゆる種類のベンダー金型を素早く交換できる構造となり、用途に応じた最適な金型選定が可能になりました。
曲げ加工の幅がさらに広がりました!
これまで対応できなかった特殊な形状や厚みの素材の曲げ加工にも挑戦できるようになり、製品クオリティと対応力の向上につながっています。
今後について
引き続き、現場での改善活動や設備のアップデートを積極的に行い、より高精度かつ多様な加工ができる環境づくりに取り組んでまいります。
油圧ベンダーや金型に関するご相談は、お気軽にお問い合わせください!