【試作品レポート】汎用コンパクトタイプ・オイルキャッチタンクの試作開始!

こんにちは。
本日は、新たにご依頼いただいた汎用性とコンパクトさを兼ね備えたオイルキャッチタンクの試作についてご紹介します。

■ 今回のオーダー内容とは?

近隣のチューニングショップ様より、

  • 従来モデルと同等のデザインと機能性を維持しつつコンパクト化

  • あらゆる車種に対応できる汎用性の高い設計

という、かなりハードルの高い内容のご提案をいただきました。

また、ターボ車用ブーストタンクの製作依頼も並行していただいており、こちらも今後本格的に設計に取りかかる予定です。

■ オイルキャッチタンクの新仕様

今回試作したオイルキャッチタンクには、以下の新機能・特徴を盛り込みました。

✅ オイル残量がひと目でわかる構造

タンク上部にネジ式キャップを採用。内部のオイル残量を目視で確認できるため、メンテナンス性も向上しました。

✅ ブローバイガス・オイル対応フィッティング

ブローバイの「IN」「OUT」用としてAN6フィッティングを2カ所設置予定。
条件に合う構造の設計に時間がかかりましたが、ようやくベストな形にたどり着きました。

■ 製作工程メモ

以下のような工程で製作を進めました:

Φ70のアルミパイプをチップソーで切断、プレス加工を施し、タンク本体のベースを形成
天板キャップ、フィッティングの位置決めジグを製作

これらが新型キャッチタンク部品です。

最終的に溶接ポジショナーで溶接作業を行い、形に仕上げます。

 

■ 完成サイズと仕上がり

今回の試作品は、
高さ:約180mm/幅:Φ70〜80のテーパースリーブ型

非常にコンパクトに仕上がったため、エンジンルームの狭い車両にも取り付け可能な、実用性の高いデザインとなりました。


■ 今後の予定

  • ターボ車用ブーストタンクの設計検討

  • オイルキャッチタンク取り付け用ブラケットの製作

を進めていきます。


■ まとめ

「どんな車にも対応できるオイルキャッチタンクがほしい」
そんな声に応えるべく、デザイン性・機能性・サイズ感のバランスを徹底追求した試作品がようやく形になりつつあります。

今後も製作の様子や取り付け例など、随時ブログにてご紹介していきますので、ぜひお楽しみに!


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